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スタッフブログ

ふりかえりA・・・

森下博視
2018/04/09

森下でーす!おっ!?『ふりかえり』をシリーズ化しようとしてない?

と思われた方、ご安心をこれが、おそらく最後です(笑)

 

今回は、設計部勉強会メンバーで参加したセミナーの模様を書こうかなぁ

と思います!この日は、私を含めた和田さん、福井さん、高崎さん、柳原さん

で、大阪まで行ってきました。和田さんのブログにも揚がってましたかね?

今回は、我がパッシブデザインの師匠でもあります野池先生と私が好きな

もう皆様ご存知の伊礼先生のトークセッション的なものが聴けるという

セミナーでした。

 

野池先生は、パッシブデザインの先生でもある為、かなりの回数をお会い

させていただき色々と教えていただいている先生です。今回も野池先生

らしい、性能についてのお話を聴かせていただきました。

会場は、結構広かったのですが高速の渋滞もあり遅れて

参加した私達は、ぽつぽつと空いている席へ皆がバラバラ

で座らないといけないくらい、席が埋まってました。

実際、今、伊礼先生で集客をかけると多くの方が集まる

そうです。それくらい伊礼先生は人気なんです!

 

そんな伊礼先生のお話は、いつものような(今回で3回目

なので(笑))優しい口調で、少ない時間の中、お話いた

だきました。中でも、

画像左のフレーズには凄く気づきと共感がありました。

建築って、自ら中と外の区切りをつけているわけですが、

でも実は、外部の環境から色々なものを取り込みたい訳で、

例えば、太陽光や太陽から得られる熱や風や景色・・・。

それらをうまく取り込み中と外を曖昧にしたりする事で、

気持ちの良い室内が出来ると思うんです。結果、それは

心にも気持ちの良い空間になると思います。そんな事を

改めて、考え認識させてくれたフレーズでした。

そして、伊礼先生は『開口部近傍にデザインはやどる』とおっしゃられるくらい

開口部の設え等は、こだわってみえます。伊礼先生の設計の魅力の一つだと

私は感じてますが、そんな伊礼先生の師匠の永田先生のフレーズも本当に素敵な

フレーズだと思いました。『遠くが見えるところに開口部(窓)を設ける』

本当にこれは大事な事だと思います。例えば南側道路の土地で家を建てたと

しましょう。南側の道路の土地と言えば道路であるが為にある程度の日照は

約束されます。反面、土地の購入価格も高いですよね。

しかし、家を建てられる方の多くが『道路からの視線が気になるんです。』とおっしゃられる方が多いはずです。

そうなると南側に大きな開口部(窓)を設けてもカーテンやシャッターを閉め切ったままになってしまたり、

気持ちが落ち着かなかったりすると思うんです。でも例えば、北側に見通しの良い素敵な桜並木があったら、

どちらに開口部(窓)を設けますか?考えると北側の桜並木に対して開口部(窓)を設けた方が、見通しも

よく視野が外へ伸びていき空間の広がりも感じられ、道路からの視線も気にしなくて良い。桜のシーズン

なんかは心が凄く和らぐ空間になると思います。それが開口部の設け方の一つだと私は思います。

 

北側の・・・と言うのは極端な例かもしれませんが、でもそれで気持ちの良い空間が出来るのであれば、

開口部はそこへ持っていくべきだとそれが、このフレーズだなぁと感じました。

 

とちょっと着地地点が見つからないので、この辺でブログ終わりますが、とにかく心地の良いLDKって

なんだろう?って常に考えて、お施主様の大事な家をこれからもプランしていきます!

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