JEH
和田亮二
2018/01/29
「楽せず楽しめ!」...よくよく考えると結構スパルタな言葉ですよね...
というわけで東京へ勉強に行ってまいりました!工務の和田です。
以前、業界では有名な建築家の講義に参加させて頂いたんですが
今回はさらに豪華で、その建築家を含め計5人。
更に東京大学の先生も加わり、最強の組み合わせでの講義。
講義の時間より移動時間の方が長い...なんてことはさて置き。
今回は日本エコハウス大賞(=JEH)という設計コンペ受賞者の発表とその審査内容についての談義や
温熱環境についての講習がメインです。
とは言ってもピンとこないので1つ参考の話を。
右側の写真はサーモグラフィーで撮った室内の写真。
これで室内の温度環境は一目でわかります。
青色は10〜15度程度、赤色は40度以上。
写真で見ると上に行くほど温度が高いことがわかると思います。
(真っ赤になっているのはエアコン本体と人の体の部分です)
暖かい空気は上に行くため空気を循環していないと足元が冷えて頭が温かいということがはっきりわかります。
今回の講習は家の中のこの温度差を少なくし均一に暖かい空間をつくる方法について学んだわけです。
一般に”気密性”や”断熱性”を数字で表現しますが実はこれだけでは表しきれないのが現状。
間取りや冷暖房設備の使い方も考え家の温熱環境を整えることも今や設計者の仕事になってきました。
あ!文章が止まらなくなってきました。
結果、言いたかったのは百戦錬磨の設計者の話はなんせ楽しかったということです!笑
それではまた!!