エコハウス大賞シンポジウム(第2話)・・・
で今回は、薪ストーブについてのお話を掲載したいと
思います!薪ストーブと言うと皆さんどうですか?
まず、憧れますよね〜。まぁ世話が掛かったり、薪が
要ったりと大変な部分はありますが、あのゆらゆらと
燃える炎とポカポカした暖かさの前では、心が凄く
休まりますよね!そんな薪ストーブですが、暖かさ
の理由は何か?って事と注意すべき事は何か?と言う
事を学びました。
で今回は、薪ストーブについてのお話を掲載したいと
思います!薪ストーブと言うと皆さんどうですか?
まず、憧れますよね〜。まぁ世話が掛かったり、薪が
要ったりと大変な部分はありますが、あのゆらゆらと
燃える炎とポカポカした暖かさの前では、心が凄く
休まりますよね!そんな薪ストーブですが、暖かさ
の理由は何か?って事と注意すべき事は何か?と言う
事を学びました。
まずは熱の伝わり方についてです。ご存知な方もみえると
思いますが、熱の伝わり方には3つあります。熱が物体を
移動して、熱を伝える『伝導』。熱が温度差で発生した
液体や気体の移動で、熱を運ぶ『対流』。熱が電磁波に
より運ばれる『輻射(放射)』。以上の3つがあります。
では、薪ストーブはどれにあたるのか?ですが、それは
『対流』と『輻射(放射)』の2つです。中でも意外と
薪ストーブは、『輻射(放射)』かと思いきや、実は、
『対流』の影響の方が割合として大きいという事です。
左側の画像の様に『輻射(放射)』は距離の2乗に
反比例して熱が弱くなっていきます。要は、薪ストーブに
近くないと『輻射(放射)』だけの暖かさは減っていく
という事です。
薪ストーブで、暖かさを得るには『対流』による影響が強い
んです。薪ストーブは、基本的にストーブの上に向って熱が
上がっていきます。なんとなくイメージしてみて下さい。
熱が上がって行くと天井に当たります。それが部屋に広がっ
ていくわけです。そうする事で、部屋が暖かくなっていく
わけです。それを示す資料が画像左側です。真っ赤なので
解かりにくいですが、天井の温度を測ったものです。丁度
白くなっている部分が、薪ストーブの煙突になります。
実際この資料の別の写真を収めていないので、説明が
不十分になってしまいますが、天井から部屋全体的に
暖めているお家でした。何が大事か?と言うと天井の形状
ですね。天井がシンプルなフラットで、扉等の無い
ひとつなぎの空間であれば、『対流』により、家全体を
暖めて行く事が出来るわけです。これは、薪ストーブ以外
でも言える事です。一定の断熱性能を持つ住宅で、より
シンプルな空間形状であれば、空間をひとつなぎとする
事で、温度差の無い室内が出来ると言う事です。熱は
なかなか目で見る事が出来ませんが、熱の伝わり方を
理解し、工夫する事で家の快適性は向上します。設備
だけに頼っても効率的にいかない事はあるわけです。
これは、常に勉強しておかないとなかなか付いていける
事ではないので、日々勉強です!とまた今回も長々と
書いてしまったので、またまた引き続き次回にしたい
と思います!