シリーズ建物探訪A・・・
はーい森下です!続いてますね〜・・・と言っても3日目
まぁまぁ、まだ掲載させていただけるネタがあるうちは、
かきますよ!
さてさて、今回もシリーズ『建物探訪』ですね(笑)
今回は、隈研吾先生の『根津美術館』
この日は、ひょんな事から南川夫妻と建築探訪をすると言う
若い夫婦とおじさんと言う若干滑稽なグループで動いて
おりました!自分がおじさんと言う事を認識した
気がします(涙)こんなおじさんにも南川夫妻は、暖かく
対応してくれるので、楽しかったんですが(笑)
この建物も素晴らしいですよね〜・・・。この日は、雨が
降っていたんですが、右の画像ですが、和を感じさせる
深い軒と長ーく続くアプローチ。入口はこの長い
アプローチの先を左に曲がったところなんですね。
たまたま私達は、このアプローチからアクセスしたの
ですが、この長く続く軒下の空間の先に見える灯。
飾ってないこのシンプルな感じ。素晴らしいですよね。
深い軒の先からは、雨がしとしと落ちて来るのですが、
深い軒の為、もちろん濡れません。むしろしとしと
落ちてくる雨が、また良い雰囲気になっているなと・・・
東京都内なのに自然を感じられる空間構成。建物内部は、
下の画像の感じです。建物自体は美術館なので、もちろん
美術品が展示されているのですが、左下の画像なんて、
ずっと座ってられます。美術館には、ところどころに休憩
出来るベンチ等が一般的にあります。その一つのベンチが
左下の画像です。美術品を鑑賞し、少し疲れたなぁと言う
ところにベンチがあり、そこに座る・・・するとその先に
は、美術品と日本庭園、天井は勾配になっており、中外を
同一素材でつなぎ、不必要なラインを減らし外と中を曖昧
にしたこの場所は、本当に素晴らし景色でした。
美術品の展示スペースも色んな工夫がされているなぁと
思った事もあり、意匠的な部分と美術館としての必要な
機能と考えられてるなと感じました。右下の画像も
圧巻ですよね。斜めの天井は、和のイメージを感じる
様に高さを抑えれるところまで抑えた感じで、もちろん
天井は高いのですが、高過ぎない事で落ち着いた雰囲気
をこの空間に出しているように感じました。
住宅にもこういったどことなく、落ち着ける場所、
ふとした時に心の和らぎを感じれる場所を提案
していきたいと強く思いました!
ではではまた。