耐震セミナー・・・
森下です。本日は先日受講しました『耐震セミナー』を
掲載したいと思います!と言っても深い内容は掲載しま
せん(笑)今回、受講したいなぁ〜と思ったのは、講師
の先生が、以前より話を聴きたいなと思っていた
M's構造設計:佐藤先生という方だったからです。
特に木造住宅の構造については、全国各地で勉強会を
開催されているのを知っており、その勉強会に参加したい
と常々考えていたところ、取引先様のセミナーで今回
講義されると言う事で、聴きに行ったわけです!
設計の方では、日常的に構造計算の業務をしているのですが
今一度、更なる理解を深める為に今回のセミナーは良かった
内容でした。他の設計メンバーにも今回は、基本的な・・・
と言ってもだいぶ入口部分のお話でしたが、十分、構造に
対しての重要度等が理解してもらえたんじゃないかなぁ〜
と思っております!
講義の内容は、下記の感じです。
・熊本の震災により倒壊した建物の状況について
・耐震等級3の重要性
・建物の倒壊メカニズム
・様々な構造に対する勘違い
セミナーの中で、耐震等級が3であったとしても倒壊して
いる建物はあるという事。ただ、圧倒的に倒壊していない
のも3等級であると言う事。その数は、建築学会の数字
では14/16棟。14棟は倒壊していない訳ですが、
実際大事なのは、その後、その建物に住み続けられるか
どうか?そういう建物にするには、どう設計していく事が
重要なのか?そう言った事を今回、セミナーでお話いただ
きました。構造にこだわりすぎるとデザインがね〜と言う
設計者もいますよね?と講義でも先生は、おっしゃられて
おりました。個人的には、構造を知る事で可能になる
デザインもあると考えている為、講義では自然と納得
出来る内容ばかりでした。建築物を設計すると言う事は、
やはり多くの知識が必要です。考えてみると住宅会社の
営業さんがプランを描く・・・。果たして、それって
どうなの???と思いますよね。もちろん相当勉強されて
おられたり、建築士の資格を取得しておられる方も
営業さんもおられるので、そう言った方々は構造に関して
も理解があると考えて良いと思いますが、『間取り』を
描くって言うのと住宅を設計すると言う事は、別物である
と言う事を色んな事を知れば知るほど大事だなと思います。
これからも、構造に対する意識と知識をより磨いていき
安心して住んでいただける住宅を引き続きご提案して
いきます!