もこもこのやつ
和田亮二
2019/06/29
梅雨本番。
工事をする側としては一番嫌いな季節です...。
前回、上棟した物件は早くも断熱工事を終えました。
というわけで、さっそく検査。
ハウスクラフトは「硬質発泡ウレタン」という断熱材を使っています。
たまにテレビで見る、液体を吹き付けるともこもこと膨れていくものです。
壁の中には断熱材が入りづらい隙間の様な部分がいくつかあります。
この断熱材の良いところはそんな隙間にもこもこと入り込み、しっかりと断熱材を充填できるところ。
とはいえ、人がするものなので断熱材の厚みが足らなかったり入っていないところがあると心配ですよね。
そんなところをしっかりと見つけて改善するために、この機械の登場!
その名もサーモグラフィー!
左の写真はそのまま目で見た時の状態。
右はサーモグラフィーで見た時の状態。
6/11に撮影したので、家の外は少し暑いぐらい。
熱の入る窓は温度が高くなっていますが、壁の断熱材が入っている場所は温度が低くなっています。
外の熱が室内に伝わらず、涼しい環境を作れているということです。
そんな中に赤く温度が上がっている場所があると「ちょっと断熱材が足りないんじゃないか?」となるわけです。
目視だけでは見つけづらい所も、この機械を使えばしっかりと判断できるというわけですね。
もうすぐ外壁が完成し足場が外れます。
外観のお披露目が待ち遠しい!!