家づくり経験者が語る!新シリーズ〜建てたからこそ分かる事A〜
(自称)好評にお応えして早速の第2弾!
今回は断熱材の選定について。
ハウスクラフトでの標準は”硬質発泡ウレタン”。
液体を吹き付けるともこもこと膨れ上がる断熱材。
メリットは細かなところまで断熱材が入り込むので断熱性だけでなく気密性も確保できること。
断熱材の性能がどれだけ良くても、隙間があったら意味がないですよね。
この両方を補えるのが素晴らしい断熱材。
他に一般的によく使われるのが”グラスウール”。
断熱性が高いうえに、少しの遮音性、そしてコストが少し安いのがメリット。
しかしながら施工者の腕次第でその品質が大きく左右されます。
そして今回の主役は”セルロースファイバー”。
新築するのにあたって私が最後まで迷ったところがこの断熱材です。
写真ではわかりづらいですが...左が標準で採用しているウレタン、右が迷ったセルロースファイバーです。
何故迷ったのか?
ざっくりと理由を言いますと、
@吸湿性
→湿気を吸う力が大きいので壁内結露やカビ対策にもなる。
A防音性
→遮音性が高いので、TVやスピーカーの音が外に漏れづらいです。
Bコスト
→標準のウレタン断熱材より高いです。
厚みや密度にもよりますが1.5〜2倍以上のコストになるので数十万単位での金額差...。
建築前に迷っていたい一番の理由は@。
建ててしまうと後から一番変えれない部分で、日頃見ることやメンテナンスが出来ないというところが大きい。
ただ、現時点ではAの理由が大きくなってきました。
これもまた子供が生まれ、夜泣きが多くなってくるとその声が近隣に迷惑をかけているのではと不安になってきてます。
大丈夫だとは思えど、夜中は特に気になる。
結局はBのコスト次第でもあるんですが...
是非家づくりされる方は断熱材も一度検討してみてください!
それではまた。