家づくり経験者が語る!新シリーズ〜建てたからこそ分かる事D〜
今回でシリーズ5弾!
生活しているとあれこれお伝えしたい点が出てきます。
せっかくなので、まずは目指せ10弾!
今回の内容は主に寝室・子供部屋の間取りについて。
皆さんは寝室や子供部屋と聞くとどれぐらいの広さを想像されますか?
私は実家が田舎の方だったので、友人の部屋を平均すると8畳ぐらいでした。
寝室も同じぐらいかなという印象です。
ただ、そもそも家自体の大きさに大きく差があります。
田舎は家も大きい...大体が40〜50坪と大きな家ばかりです。
実際に今新築されている家の大きさで多いのは30〜35坪。
家自体の大きさに見合った部屋の間取り・大きさが必要になります。
結局のところ、何畳ぐらいがベストなのか?
実際のへやを見て検討してみましょう。
【左の写真】
子供部屋2つを間仕切りなしで繋げています。
もちろん後から間仕切ることも可能。
収納棚が2つの部屋の中心で、1部屋辺りは5.25畳。
4畳半+収納という感じの広さです。
4畳半だとシングルベッド・勉強机・小さめのテレビ台を置いて、少し座れる床のスペースが確保できるぐらい。
つまり子供部屋としては十分な広さ。
【真ん中の写真】
3畳に本棚・カウンターを加えた子供部屋。
3畳と聞くとさすがに狭いのではと思う方も多いと思います。
実際にはカウンターがあるので勉強机も増えない。
例えば本棚の一部をテレビが置ける様な棚配置にしておけば、後増えるのはベッドぐらい。
そう考えると実は十分なスペース。
【右の写真】
6畳の寝室です。
ダブルベッドの両脇に人が通れるスペースを確保し、更に奥にはカウンターを設置。
通路もカニ歩きというわけでなく、真っ直ぐ歩けるぐらいの幅があります。
3つ見て頂いていかがでしょうか?
寝室6畳、子供部屋4.5畳あれば空間としては十分です。
あとは収納を部屋の中に納めるのか、ファミリークローゼットを作ってまとめて収納するかで
少し大きさを調整すればOK。
広いにこしたことは無いですが、部屋を大きくするのはコストに直結します。
家づくりされる方は”坪単価”という言葉を聞いたことがあると思います。
家の1坪(2畳)が概ねいくらぐらいなのか。
ハウスメーカーで坪80万円ですとなると、子供部屋を6畳から8畳に広げて80万円上がるということです。
果たしてそこまでの費用をかける価値があるのか?
間取りを考える際はその価値を考えて頂けると良いと思います。