◆暮らしに彩りを*季節を楽しむ花の飾り方◆
服部史乃
2020/07/13
梅雨の季節に咲く花といえば、あじさい。
雨の日も、通り沿いのあじさいを、ふと見つけると嬉しい気持ちになります。
暮らしに彩りをシリーズ。
今回は、切り花のあじさいを長持ちさせる方法を皆さんにお伝えさせていただきます。
切り花のあじさいを長持ちさせる方法
実はデリケートなあじさい、切り花だとしおれてしまうのも早いのです。
そんなあじさいの切り花を長持ちさせる方法が「茎の切り口を焼く」というもの。
切り口を焼くことで、菌の繁殖を防ぎ、吸い上げた水を浄化させる効果があります。
【あじさいの茎の焼き方】
@花や葉を保護するため、茎を10cmほど出した状態で新聞紙を巻く。
Aあじさいを横向きにかかえて、茎の根元2〜3cmの範囲をガスコンロの火で直接焼く。
B真っ黒になるまで焼けたら、新聞紙をつけたまま、すぐに茎を水につける。
C2〜3時間後、新聞紙を取って花びらがしっかりしていたらOK
そろそろ枯れてきたかな?と思った頃に、水を抜いてそのままにしておけば
あじさいのドライフラワーが、自然乾燥で完成します。
私は、あじさいが好きなので庭で楽しんだあとは切り花としてお部屋で楽しんで、
その後はドライフラワーにして天井や壁に吊るしたりして、
一輪のあじさいを長い期間をかけて楽しんでいます。
梅雨の季節で憂鬱になりがちですが、季節を楽しむ気持ちを大切にしたいですね。