これを機に
こんにちは!アドバイザーの中川です。
2021年になりもうすぐ1カ月が立とうとしています。
いや〜、早いですね〜
さて、今回のテーマですがずばり地震についてです!
2016年に熊本地震があって以来、お家づくりをする上で気にされる方は多いのではないのかと思います。
熊本地震が発生する以前までは、熊本は地震が少ない地域、または大型の地震は来ない地域と言われているほどでした。
したがって、地震発生前はお客様もそこまで関心がなかったと言えるのが現状です。
今回の熊本地震で、倒壊した建物は約8,000棟、半壊した建物は約302,000棟とわれています。
本当に酷い件数です…
甚大な被害をもたらした熊本地震以降注目されるようになったのが
今回のテーマでもある「耐震等級」です
耐震等級とは、国が定める住宅性能表示制度により、建築物がどの程度の地震に耐えられるのかを示すものです。
耐震等級は1〜3まであり、3に上がるについて地震に強いです。
耐震等級1…建築基準法レベル。極めて稀に発生する地震力に対して倒壊、崩壊しない程度。
耐震等級2…長期優良住宅認定基準。病院や学校の耐震性に匹敵。(等級1の1.25倍)
耐震等級3…最高レベル。消防や警察など防災の拠点となる建物の耐震性に匹敵。(等級1の1.5倍)
今回の熊本地震で最も被害の大きかった益城町中心部の倒壊数を見ると、
耐震等級1 【倒壊7棟】 【全壊12棟】 【大規模半壊・半壊・一部損壊104棟】
耐震等級3 【倒壊0棟】 【全壊0棟】 【大規模半壊0棟】 【半壊・一部損壊2棟】
このデータからもお分かりいただけますように、建築基準法を満たしていても、倒壊してしまう可能性があります。
これからは、耐震だけではなく制震も大事にしていってほしいです。