【建築廃材の再資源化を推進】
ハウスクラフト鈴鹿スタジオ内にて
余った木材、タイル、ペンダントライトを提供する「廃材市」を開催
-
2022年6月5日に「廃材市」を開催
-
「廃材市」開催の様子
この度、2022年6月5日(日)に鈴鹿市寺家にある
ハウスクラフトの打ち合わせスタジオの駐車場で、
「廃材市」を開催致しました。
近年、建築業界では「ウッドショック」や
「建築廃棄物」が大きな課題となっています。
住宅用の木材価格が高騰するウッドショック、
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに
米国で起きたウッドショックは日本にも飛び火し、
建築業界に深刻な影響を与えています。
輸入木材は1.25倍~1.62倍、
国内木材も半年で1.4倍に高騰したといわれており、
木材の多くを輸入に頼っている日本ではとても大きな問題です。
また、日本の廃棄物の2割は建築業界から発生しており、
その中でも建築廃木材は多く輩出されている現状です。
2002 年には環境省より
「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建築リサイクル法)」
が施工されておりますが、実際には産業廃棄物処理業者に委託し
処理をされていることが多いのが現状です。
私たちハウスクラフトでは、
2022年6月5日「廃材市」を開催致しました。
余った木材やタイルに加え、
使わなくなったペンダントライトなども安価に提供し、
売上金額は、WWFジャパン様へ寄付させて頂きました。
当日はとても多くのお客様にご来場頂き、
捨てるだけであった建築廃材がよりよく利用して頂け、
何よりお客様の笑顔がみられてとても素敵なイベントとなりました。
私たちハウスクラフトは、SDGS宣言の中に、
「陸の豊かさも守ろう」という目標を掲げております。
次回は、2022年9月25日に同様のイベントを開催予定です。
また、ハウスクラフトがプロデュースする
暮らしの雑貨店LIFESTYLESHOP菰野店では、
木材雑貨をつくられているBirdCraft様へ
建築廃木材の提供を行い、リサイクル利用を始めました。
そして、2022年10月29日・30日に
菰野町で開催される「こもガク」での出店も決まり、
より一層建築廃木材を利用した活動を推進していきます。
参照:ウッドショックとは? 新型コロナによる木材価格高騰がもたらすこと
参照:建設廃棄物 その問題の所在と求められる対策 – J-Stage
「廃材市」イベント概要
◆場所:ハウスクラフト鈴鹿スタジオ(三重県鈴鹿市寺家 六丁目 11-27)
◆日時:2022年9月25日
◆内容:余った木材、タイル、ペンダントライトを安価に提供