補助金最大160万円「GX志向型住宅・子育てグリーン住宅支援事業」｜お知らせ

2025年、新しい補助金制度がスタート！
補助金を活用して、日々の光熱費も抑えてみては？

2024年12月17日、今までの2024年度の「子育てエコホーム支援事業」（以前の記事）の後継補助金として、

最大160万円の「GX志向型住宅・子育てグリーン住宅支援事業」が予算成立しました。

以前の「子育てエコホーム支援事業」については、

①長期優良住宅. 最大100万円

②ZEH住宅　　　最大80万円

の２分類による補助金制度でした。その名の通り、”子育て”世帯などの条件もありました。

2025年の新補助金「子育てグリーン住宅支援事業」では、この２つが減額され、

①長期優良住宅. 最大80万（既存住宅を除却して建て替える場合は100万円）

②ZEH住宅　　　最大40万（既存住宅を除却して建て替える場合は60万円）

さらに制限なく、すべての新築住宅対象で、先ほどの2つに加えて、

③GX志向型住宅最大160万円（新設！）

という分類が新設されました。

新設された「GX志向型住宅」のGXとは、グリーントランスフォーメションの略称で、

化石エネルギー中心の産業・社会構造を、クリーンエネルギー中心の構造に転換していく、

経済社会システム全体の改革への取り組みを指します。

ポイントとしては、

①グリーン＝自然・地球環境に優しく、環境負荷の少ない太陽光発電などクリーンエネルギー活用。

②高機密高断熱で省エネにより、2050年のカーボンニュートラルに向けて新築住宅でも脱炭素。

③高断熱仕様やソーラー発電などそれなりの初期費用がかかるので、そのぶん補助支援。

また、条件には住戸の床面積は50㎡以上240㎡以下というものもあったり、

申請期間も定められていて、今後詳細も変更される可能性もあります。

制度の目的	2050年のカーボンニュートラル（温室効果ガスの排出量ゼロ）の実現に向け、新築住宅について、エネルギー価格などの物価高騰の影響を特に受けやすい子育て世帯などに対して、「ZEH水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入や、2030年度までの「新築住宅のZEH基準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた裾野の広い支援を行うとともに、既存住宅について、省エネ改修等への支援を行う。
対象世帯	⚫️すべての世帯「GX志向型住宅」 ⚫️子育て世帯等「長期優良住宅」「ZEH水準住宅」 2024年11月22日以降に、基礎工事より後の工程の工事着手が条件。
GX志向型住宅の要件	下記の①、②及び③にすべて適合するもの。 ①断熱等性能等級「6以上」 ②再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」 ③再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」 ★詳しくは子育てグリーン住宅支援事業の概要資料(国土交通省)をご覧ください。★
補助金額	①GX志向型住宅の場合　160万円 ①長期優良住宅の場合、80万円（既存住宅除去含む場合100万円） ②ＺＥＨ住宅の場合、40万円（既存住宅除去含む場合60万円）