ハウスクラフト、他工務店向けの実践現場塾を開催

この度、9 月 9 日(土)・10日(日) 四日市市にて自社の住宅工事現場を使った

他工務店向けの研修『実践現場塾』が開催されます。

 

2020 年 4 月に民法改正が行われ「瑕疵担保責任」から「契約不適合責任」 に変わりました。

これは「隠れた瑕疵(建物に何らかの欠陥がある)かどうか」ではなく、

「建物が契約内容に適合しているかどうか」が問われるということです。

 

しかし、法律が改正されたから欠陥住宅がゼロになると言えるのか…、

代表の遠藤は疑問を抱きました。

 

実際に、2009 年から新設住宅着工戸数は横ばいの推移でありながら、

新築等住宅に関する電話相談数は 2012 年から 2019 年まで 2017 年を除き増加傾向にあります。

(参照:国土交通省「住宅着工統計」、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターの住宅相談統計年報 2020)

 

代表の遠藤は大工時代に、職人の正しい施工方法への理解不足と、

施工管理者の知識不足を目の当たりにしてきました。

施工方法が間違っていては、お客様の住まいを丁寧につくっても欠陥住宅になってしまいます。

実際に家を建てる住宅会社や職人が今より一層の「現場に対しての知識」「住宅に対しての知識」を深め、

より法律に準拠した建物を提供して行くことが、買主・売主の両方にメリットがあるのは一目瞭然です。

 

このことを踏まえ、認識違いや思い込みによる施工不良などの改善を図り、 お客様の資産である
住まいと住宅会社の将来を守ることを目的とした『実践現場塾』を開催する運びとなりました。

実践現場塾はこれまでに 2 回開催し、代表の遠藤の想いに共感してくださった約 70 社 130 名が参加しました。

「検査は安心につながることを実感しました。検査内容だけでなくどう検査をするのかまで明確になりました。」

というご意見などを頂いています。

◆場所：四日市市 (集合場所:〒510-0071 三重県四日市市西浦一丁目 7-7 尾西ビル)
◆日程：9 月 9 日(土)13:00~18:00／10 日(日)9:00~18:00
◆内容：事前にオンライン受講をし、上記 2 日間で各検査項目の研修を実際の工事現場にて行う