10 月 28 日津市にて「モデルハウス見学&経営戦略発表会」を開催
工務店からの地域活性化を目指した
空き家問題解消のための取り組みなどを発表
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会場:津アルスプラザ
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地域貢献プロジェクト『musubuproject』
先日 10 月 28 日、三重県津市にて、
ハウスクラフトギャラリーの視察会とハウスクラフト経営戦略発表会を開催しました。
北は北海道、南は鹿児島まで、総勢 200 名の工務店様、業者様にご参加いただきました。
『住宅性能』、『業務効率化』、『地域活性化』など住宅業界の課題は多岐にわたります。
2030 年には、ゼロエネルギーハウス『ZEH』が義務化する動きがある中で、
これからの住宅のあり方についてのセッションが行われました。
パッシブデザインというコトバをキーワードに、“より快適に、暮らしやすい住宅”について考えました。
また、工事現場の課題として挙げられているのが“移動時間の削減”です。
現場監督は一日の約 35%を移動時間に使用しています。
この“移動時間の無駄”を削減する為に開発されたのが、『ログウォーク』という AI 技術です。
360 度カメラで撮影する事で、現場に行く回数を減らす事ができ、
現場の工事の進行状況がモニターに映し出されるシステムになっています。
デジタルとアナログの良いとこ取りをする事で、作業効率を上げていく事ができます。
長年問題になっている空き家問題。
空家率は過去最高の 876 万戸で、総住宅数に占める割合は、14.0%となっています。
『musubuproject』では、地域貢献の一つとして、
地方の“シャッター街”再生を図るプロジェクトとして計画をしています。
わたしたちが目指すものは、工務店からの地域活性化です。
コロナ禍の大変な時期においても、工務店の皆様が地域でより活躍する事で、
そこに住む地域の人々の力になっていきたい。
工務店の底上げを通じて、住宅業界さらにはそこに住まう人々の未来を
明るいものにしていきたいと考えています。