こんにちは、ハウスクラフト工務部の和田です。
久しぶりの投稿となりました…。
心機一転、新築住宅の工事の流れをご紹介していきたいと思います。
家づくりの流れ、何を見れば特になるのか・損になるのか、工事中どんな検査がされているのか、
家にもよりますが3~5カ月で家の工事は大体終わります。
その中でも、普段見えない壁や天井の中となると見えているのは1カ月あるかないか。
中々隅々まで見る機会が無いと思いますので、ご紹介していきます。
土地の見方
工事を始める第一歩、現地の確認を「現地調査」「敷地調査」などと呼んでいます。
どんなことを見ていくのかというと、
・土地の大きさはあっているか
・土留めなどの工事は必要か
・水道やガスの引込がされているか
・工事に支障のある電線などはないか
など。
工事をするにあたって何か障害になるものは無いかを見るわけですが、
それと同時に家を作れる状態が整っているかの確認をしています。
もし整っていない場合は、整えるための工事が必要。
つまりはその分の費用がかかってしまう訳です。
家づくりを左右する要素
例えば土留め工事。
右の写真、左の土地は新たに家づくりをする場所。
右の敷地より左の敷地の方が若干高い。
もしブロックが無いと高い方か低い方に土が流れて行ってしまいます。
一般的には高い側がブロックなどで土留めを作り土が流れたりするのを止めます。
まだ土であれば押し固める事も出来ますがゆくゆく砂利を敷いたりするとそうもいかず、流れたい放題です。
写真は10cm程度しか差がありませんが、50cm…1m…2mと高低差が出るほどより強固な土留めを作ります。
高低差やその範囲にもよりますが数十万~数百万かかる事もしばしば。