先日、ハウスクラフトが主催となり工事における検査の勉強会を開きました。
建築は勉強する事の幅が非常に広い。
設計や構造の事は建築士、
工事の事は施工管理技士、
不動産の事は宅建士…
資格だけでも多岐にわたります。
また色々な決まりごとがあり、
大きな基準を決めている建築基準法に始まり、
細かな決まり事を施行令、
施工精度の基準を品確法、
現場に入る職人さんに対しての労働安全規則・衛生法、
更には、
コンクリート工業会・防水協会などの各協会の規定や
JIS・JASと言った規格などの決まりがあります。
ただ問題なのはこれらの資格の中には検査の仕方については学べないという事。
正しい検査の仕方や施工方法は自分たちで色々な書籍や施工方法を調べて学び、積み重ねていかないといけないんです。
これを自分たちだけで完璧にするのは難しい…
検査には検査のプロがいる!
という事で、今回の勉強会では検査の仕方、正しい施工方法を学びながら意見交換をしました。
我々ハウスクラフトを含め、品質の高い家がもっと増えて欲しいと共感して頂ける方が全国から来られ、
2日に渡る勉強会の参加頂きました。
私も主催者側とはいえ、勉強させて頂くことがたくさんあります。
工事にはたくさんの職人さんが関わります。
皆さんその道のプロですが、人間なので間違い・勘違いがどうしても起こってしまう。
これが起きない様にするのが第一ですが、起きてしまった時にそれに気付き正しい方向に導くのは私たちの仕事。
勉強はこれから数年・数十年かけてもきっと終わらない。
日々精進です。