【本当の安心の家って?】大切な地面のお話・地盤補強工事の種類と費用

ブログでは初めて触れる「地盤」のお話。
建物の保証があれば安心と思っていませんか?
本日は、地盤のお話をさせて頂きます。

【本当の安心の家って?】大切な地面のお話・地盤補強工事の種類と費用

こんにちは!

ハウスクラフト菰野スタジオ、アドバイザーの吉久です(^O^)/

 

先日娘との会話の中で、とても深く考えさせられることがありました。

それは、どうやったらパパに戦いごっこで勝てるの???という質問でした。

 

そうです、私は子どものとの遊びの中でも常に全力です(笑)

ドッジボールを始めた息子との練習でも、息子に向かって全力でボールを投げます!!!

(昔肩を怪我しており、そんなに全力では投げれませんが・・・)

息子は最初とても嫌がっていましたが、今では普通に取ります(笑)

こちらもムキになり更に本気で投げますが、だんだんそれに慣れて取ってきます・・・。

息子に追い抜かれる日も近いかもしれません。。。

 

そんな私ですが、娘の発言に対して、パパみたいにムキムキトレーニング(筋トレ)したら

パパに勝てるようになるかもよ!!!と冗談で話をした次の日・・・

仕事が終わって自宅に帰った娘が、腕立て伏せをしていました!!!!

いやいや、どんだけ負けず嫌いやねん!!!と思ったのと同時に、「適当な事言ってごめん」と

反省しました。

小学校1年生ですが、もう子どもと思って接してはいけないと改めて感じました。

息子も娘も、立派な一人の人間です♪

これからも、全力で戦いごっこに勝利し続けたいと思います(笑)

 

 

 

 

さて、本日はブログでは初めて(??恐らく)触れるであろう、地盤のお話をさせて頂きます!

そういえば、前職ハウスメーカーに居た時にはだいたいこの手の話はしていた様なきがしましたが

ハウスクラフトに来てからは、あまりお客様からも質問を頂く事が少なく

事細かにお話をする機会が少なくなったように思います。

 

それぐらい、世の中一般的に地盤の事なんて当たり前になってきたのかとは思いますが

ご存じでない方もおられるかもしれませんので、本日はその地盤のお話をさせて頂ければと思います!!!

~地盤補強と地盤保証~

皆様がマイホームを建てる上で、「地盤調査をしない」という会社はまずないと思います。

どんなに頑丈な家を建てたところで、家を建てる地面が柔らかい状況であれば

家が傾いてしまい、場合によっては家に損傷を起こしてしまう事があります。

その為にも、家を建てる上では必ず地盤調査を行います。

 

SWS試験(スクリューウエイト貫入試験)というものを行い、

重りを載せた専用の機械を使い地面に矢じりを打っていき

その回転数で地面の方さを測る、戸建て住宅では一般的なやり方で

地盤の固さを測ります。

 

 

地盤の補強工事の種類と工事費用

一般的に地面が固い場合、大きく3つのやり方で地盤の補強工事を行います。

 

【表層改良】

表層改良は、地盤の柔らかい部分が2m以下と浅い場合に使用する工法で

軟弱な地盤面にセメント等を混ぜ込み、強制的に硬い地層を作る工法です。

価格としては一番安く、1件の家で30万円前後の場合が多いです。

 

 

【柱状改良】

柱状改良は地盤の柔らかい部分が2m以上ある場合に使用する工法で

一軒の家で30本~40本程施工する事が多く、

地面にセメント等を混ぜ込み、地中に多くのコンクリートの柱を作る工事。

その柱と地面の摩擦によって、建物が沈んだりするのを抑える工法です。

価格としては、改良の長さにもよりますが70~90万円前後の場合が多いです。

最も一般的な改良工事と言えます。

 

 

【鋼管杭工法】

鋼管杭工法は地盤の柔らかい部分が深く、柱状改良でも対応が出来ない場合に

固い地盤面に対して鋼管を打ち込み、建物を固定する工法。

地盤改良の中では、一番大掛かりな工事です。

価格としては、最も高く管の長さにもよりますが100万円~といった感じで、正直金額は読めません・・・。

(個人的には、今までたくさんの家づくりをお手伝いしてきたなかで5軒あったかどうかぐらいです)

 

 

 

以上の様に、大きくはこの3つの工法がある中で

殆どが柱状改良になるケースです。

その為、業者様より見積もりをもらった際に、地盤改良費用が入っておらず

地盤調査も済んでいないようであれば、これぐらいの費用が掛かる事を想定しておいて

頂けると後でこんなはずでは!!!!?とならないので良いかと思います。

 

 

 

家づくりの落とし穴 地盤の保証は義務付けられていません

また、現在は家を建てると必ず骨組みや雨漏れに対して10年の保証がつくので

地盤も合わせて保証してくれると思っていらっしゃる方が居るようですが

これは間違いです!!!!

 

住宅瑕疵担保責任においては、地盤の保証は義務付けられておりません!!!

 

その為、地盤保証に関しては、各社それぞれで設定されている事が殆どです。

ハウスクラフトでは、20年の地盤保証を採用しておりますが

この辺りは、各社それぞれ特徴がありますので

気になる方は、是非とも業者様にご確認頂ければと思います!!!!

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回は珍しく、真面目なブログになりました(笑)

最近は私自身の想いを語るブログが続いておりましたので

少しづつ皆様のお役にたつブログを書いて行こうと思います!

皆様の家づくりのお役に立てば、幸いです♪

 

 

 

それでは、また次回(^O^)/

■この記事を書いた人:吉久 弘規
大阪府吹田市出身。趣味はパンづくり。家づくりに長年携わり、よりお客様に寄り添った家づくりをしたいという気持ちからハウスクラフトへ転職。自身も家づくりの経験があり、家づくりに関する幅広い知識を活かしたアドバイスをお客様へお伝えしている。

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<ハウスクラフトとは>

ハウスクラフトは三重県北中部を中心に、ライフスタイルから暮らす人を考えて、素材の持つ美しさとデザイン性に富んだ注文住宅を提供する工務店です。「家づくりを通じて家族の幸せな未来をつくる」といった理念のもと、“想い”と“技術力”を結集させ、お客様と地域に向けて事業を展開しています。その姿勢が評価され、工務店の施工力を評価する工務店グランプリで「三重県No1」「全国7位」の実績にも輝きました。「菰野スタジオ」「菰野ギャラリー」「鈴鹿スタジオ」「津総合展示場」「ハウスクラフト・ギャラリー」と5つの拠点を設けています。