外貨定期預金や積立保険をおすすめしない理由

ブログで書くのはやめようかな~と思いながら書いちゃいます。
グサッときたらごめんなさい。

外貨定期預金や積立保険をおすすめしない理由

こんにちは、ハウスクラフトの都倉です。

 

今回はお金のお話をします。

最近、金融業界ではアメリカのシリコンバレーバンクが倒産し、世界中に波紋が広がっています。

またリーマンショックのような暴落が起こるのではないかと言う評論家もいます。

 

将来に向けてどうやってお金を増やし、
そして守っていくのか?

 

これはすごく大切なことですが、
学校でお金の授業など受けてこなかった私たちは自ら情報と取りに行くしかありません。

 

 

そして私のブログを読むことでみなさんの知恵が少しでも増えれば嬉しいなと思って常日頃執筆しております。(酒を飲みながら)

 

 

外貨定期預金や積立保険をおすすめしない理由

さて、私事ですが先日ついに長年積み立ててきた学資保険を解約しました。

 

私は25歳で子供が出来たのですが(現在34歳)、
その頃に入った保険です。

 

まだこの業界にも入ったばかりで、もちろん当時はマネーリテラシーもなく、
FPの資格も持っていなかった時代です。

 

 

「子供が出来たら学資保険」

 

 

それが当たり前のような気もしていましたし、
それで「ちゃんと考えてるね」とか「若いのにしっかりしてるね」みたいなことを言われていたような気がします。

 

積立型の保険というのは、掛け始めて数年以内に解約すると元本割れをします。

 

私の場合はあと一年我慢するだけで元本割れを回避できたので続けましたが、
8年で120万ほど積み立てて増えたのはたった5万円だけでした。笑

 

普通にやれば一年で増やせる額です。

 

8年の間に途中解約をすると元本割れをするということは、
投資商品でいうと買った瞬間にマイナスになり、
プラスマイナス0に戻るまでに8年掛かるような商品を買ってしまったということです。

 

そして学費はインフレします。

つまりトータルでマイナスになる可能性が高いということです。

 

保険は保険
貯蓄は貯蓄
投資は投資

 

しっかりと分けて考えないと無駄な手数料を払って損してしまう形になります。

そんなこと25歳のチャラ男が知るはずもありません。笑

 

 

みなさんなぜ貯蓄をするかというと、何かしらの目的があるからだと思います。

 

老後のため
教育費のため
家の頭金のため
車を買うため

 

 

そのための手段に、
貯金か、投資か、保険を選ぶ
ということです。

 

保険の裏側 実態は手数料の高い投資

 

前置きが長くなってしまったのですが、
銀行や保険会社は顧客から預かったお金をどうしているのでしょうか?

 

答えは、
投資をしている
です。

 

外貨建て保険に加入したとしても、
そのお金で保険会社は投資信託を買っています。

 

つまり、保険会社に高い手数料を払って投資信託に入っているということですね。

 

ということは、最初から投資信託を買ったほうがいいということです。

 

投資の一般的なリターンは5%~7%です。

 

保険や銀行の窓口でやってしまうと2%くらい手数料が引かれます。

 

ETF(上場投資信託)と言って、投資の王道と言われる全世界株式インデックスファンドやS&P500インデックスファンドに投資をすると手数料は0.03%ほどです。

 

 

これから住宅ローンを借りようとしている方にはこの差がどれだけのものかお分かりになるはずですね。

 

 

為替を舐めないこと

 

最近はものすごく円安が進みました。

 

一時はドル円が150円になりました。

こういう時には大体外貨預金が流行りだします。

 

ここで問題になるのは、円からドルに換えるときにかかるスプレッドと呼ばれる為替手数料です。

 

 

ちゃんとしているところなら2銭~4銭くらいで出来るものが、
銀行の窓口だと大体1円くらい取られてしまいます。

 

保険屋でも同じですね。

 

もし仮に1ドル100円の時に1万ドルに交換すると、
ネットバンクやFXなら2000円から4000円で済むものが、
銀行の窓口なら1万円掛かってしまうことになります。

 

そしてこのドルはいつか円で使う日が来るわけですよね。

 

ということ往復で手数料が掛かることになります。

 

よくネットバンクは怖いとか、FXは危ないというイメージがあると思いますが、
それは使い方が悪いだけの話なんですね。

 

それで銀行で外貨預金をしていたり、外貨建て保険を掛けているとするならば、
私からすればその人はものすごいギャンブラーです。

 

そして大体流行り出したころというのは、もうブームの終盤です。

だって今まで興味すらなかった人の耳にまで届くようになっているわけですからね。

 

そうやって刈り取られてしまうのが金融の世界です。

 

ビットコインもそうでしたよね。

 

 

ドル円の相場は基本的には80円~120円の間です。

 

今は130円を超えているので行き過ぎということは分かります。

 

150円でドルを買ってしまった方はいい勉強代だったということでこれから勉強していけば良いですね。

 

仮に下ろすときに1ドル80円だったらと思うとゾッとしますね。

 

150万が80万になるレベルです。

70万増やしてトントンです。

 

 

それを学資や車の資金で考えていたとするならば、計画が変わりますよね。

 

 

余談ですが、円安と円高がよくわからない人は多いと思うので恥ずかしいことではありません。

 

そういう方はガソリン価格で考えると良いです。

ガソリンが150円より130円の方がたくさん給油できます。

 

為替も150円より130円の方が円の価値が高くドルがいっぱい買える(円高)ということです。

 

総合課税と分離課税

 

そしてマネーリテラシーが高い人はこれだけではなく、税金のことまで考えて最終判断します。

 

 

投資で出た利益は、譲渡所得になります。

 

譲渡所得は分離課税と言って、どれだけ儲けても税率は約20%です。

 

保険金は、一般的に一時所得や雑所得となります。

 

これは総合課税と言って、年収に乗っかってきます。

 

日本は累進課税制度ですので、年収が高い人は税率が上がりますし、

翌年の住民税も高くなります。

 

同じ増えたお金でも税金の掛かり方は異なるということですね。

 

最後に 三重県中勢エリアの家づくりならハウスクラフトへ

 

いかがでしたでしょうか?

 

自分でも「もっと早く知っておけばな~」と思う事が他にもたくさんありました。

 

 

ですが、過去のことを言ったところで頭金が貯まるわけではありませんし、

自分の財布事情を岸田首相に期待することすらナンセンスです。

 

 

 

結局は自分で学んで行動するしかないのです。

 

 

私がいくら知識を伝えたところで証券口座は本人しか開設できないわけですからね。

 

 

でもきっかけ一つで自分は変われて、将来の不安も無くなったので、

せめて自分と縁があった方には、お金で苦労することがないようにできればいいなと思って、

こうやってブログを書いたり、ライフプランのお手伝いをさせていただいております。

 

 

 

これから学資準備をする人、老後の準備をする人、車の購入資金を準備する人

 

 

理想の家づくりも何もかも叶えて、豊かな人生を送れるようにまずは気軽にご相談から来てもらえたらなと思います。

 

 

「ご相談予約フォーム」

 

 

 

中勢エリアの方だけですが、全然指名で予約していただいても大丈夫ですからね。笑

 

 

ではまた(‘ω’)ノ

■この記事を書いた人:都倉 謙斗
三重県伊勢市出身。住宅業界に7年携わり、家づくりで多くのご家族の笑顔をつくってきた。
ハウスクラフトへ転職後、これまでの知識を活かし住宅アドバイザーとして「家から始まるワクワクするような毎日」を提案している。FP(ファイナンシャルプランナー)1級取得。

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