こんにちは!!!
ハウスクラフトの菰野スタジオアドバイザーの吉久です♪
花粉がひと段落したかと思いきや、黄砂の猛威にやられて
最近は咳が止まりません・・・・
コロナも第9波とか言われている中で、全く熱もありませんが
咳が出るだけで気を使ってしまう、今日この頃。
マスクが自由になったとは言え、別の理由で全くマスクが解禁できません(笑)
そもそも、花粉や黄砂のこの時期、いつもマスクをしてました・・・
何でこの時期にマスク解禁したのか、全く意味が分かりません(笑)
皆様も、体調には気を付けてお過ごしください(^O^)/
新築戸建てを建てるときに知っておきたい雨水の処理方法
さて、本日はお土地探しをされている方向けに、かなりニッチな豆知識です!!!
雨水の事って、気にしたことありますか???
無いですよね(笑)
殆どのお客様が気にされる事は無いかと思いますが、実は雨水の処理方法は
エリアによって違うってご存じでしたか?
余り気にしない所で、そんなに重要な事でもないかもしれませんが
雨水の処理方法一つで、費用が変わってくることもあります。
今日は、そんなお話を少しさせていただきます♪
※側溝の種類だけ、写真掲載しておきます!!
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U字溝
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L字溝
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浸透桝
代表的な雨水の処理方法3種(合流式・分流式・浸透桝)
そもそも、雨水って処理方法があるの???
というぐらいのイメージかと思いますが、雨水には行政で決まった処理方法を取る必要があります。
大きくは、下記3通りの処理方法があります。
合流式 |
宅内の汚水管と一緒に、下水道管へ流す方法 |
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分流式 |
宅内の汚水管とは別に管を設置し、道路(側溝)へ流す方法 |
敷地内処理(浸透桝) |
敷地内のある一カ所に雨水を貯め、地中に浸透させる方法 |
三重県で一番多い雨水の処理方法は、分流式だと思います。
(私の担当するエリアでは、ほぼ分流式です。)
四日市の駅の近く等で、たまに合流式のエリアを見かけますが
殆どは分流式で、敷地内で処理をする方法も稀です。
その為、殆どのお住まいが道路へ流す方法を取るのですが、ごくまれに側溝が無い場合があります。
その場合にどうするのか????
側溝がない地域の建物で雨水を処理する方法
方法は色々ありますが
①道路にそのまま流す
②近くの側溝まで、道路を掘削して流す。
③敷地内処理の方法を取る
④側溝を新しく作る
上記4つのやり方が考えられます。
側溝がない土地に家を建てたときの雨水の処理方法
①道路にそのまま雨水を流す
①道路にそのまま雨水を流す処理を行うエリアは結構あります。
道路と敷地の間に歩道がある。前面道路にL字溝がある。
こんな場所でしょうか?大きな団地にはよく見かける光景です。
側溝がない土地に家を建てたときの雨水の処理方法
②近くの側溝まで道路を掘削して雨水を流す
②近くの側溝まで道路を掘削して雨水を流す方法もよくあります。
道路整備が行き届いていない、昔ながらの集落は
このような処理をする事が多くみられます。
側溝がない土地に家を建てたときの雨水の処理方法
③雨水の敷地内処理
③雨水の敷地内処理の方法を取る事は、ごくまれです(私の担当するエリアでは)。
敷地内に水たまりを作る様なものなので、虫が湧いたり心配される方もいるため
費用を掛けたくない人に向けたご提案の場合ぐらいでしょうか。
(浸透桝のエリアの方は、気を悪くされたら申し訳ございません・・・)
側溝がない土地に家を建てたときの雨水の処理方法
④側溝を新しく作る
④側溝を新しく作る方法は、ごくごくまれにありますが、ものすごく費用が掛かるので
私自身もそんなに多く経験はしておりません。
上記の理由から、①道路にそのまま雨水を流す方法と②近くの側溝まで道路を掘削して雨水を流す方法が大半を占めます。
土地選びの参考に!雨水の処理方法が新築費用を左右することも
①道路にそのまま雨水を流す場合も、②近くの側溝まで道路を掘削して雨水を流す場合も一般的なやり方とは異なるため
少し費用が追加で掛かる場合があります。
②の場合だと、距離にもよりますが20万円程度かかる事が多いように感じます。
雨水の処理だけで???
そう思いますが、これも行政での決まりもあったり
地域ならではの決まりもあったりするので、致し方ないところもあります。
雨水一つとっても、気にしなければいけないのが家づくりです!!!
これからお土地を購入される方は、是非頭の片隅でも入れておいてください☆
いかがでしたでしょうか??
へぇ~、こんなことも気にしなきゃいけないんだ!!!ぐらいの感じで
全然大丈夫です!!!
そういえば・・・ぐらいの豆知識として記憶に留めておいていただけると嬉しく思います!
三重県で理想の家づくりのことなら、ハウスクラフトまでご相談ください。
分譲地・分譲住宅販売や土地選びのご相談も承っています!
それでは、また次回(^O^)/
■この記事を書いた人:吉久 弘規
大阪府吹田市出身。趣味はパンづくり。家づくりに長年携わり、よりお客様に寄り添った家づくりをしたいという気持ちからハウスクラフトへ転職。自身も家づくりの経験があり、家づくりに関する幅広い知識を活かしたアドバイスをお客様へお伝えしている。
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ハウスクラフトは三重県北中部を中心に、ライフスタイルから暮らす人を考えて、素材の持つ美しさとデザイン性に富んだ注文住宅を提供する工務店です。「家づくりを通じて家族の幸せな未来をつくる」といった理念のもと、“想い”と“技術力”を結集させ、お客様と地域に向けて事業を展開しています。その姿勢が評価され、工務店の施工力を評価する工務店グランプリで「三重県No1」「全国7位」の実績にも輝きました。「菰野スタジオ」「菰野ギャラリー」「鈴鹿スタジオ」「津総合展示場」「ハウスクラフト・ギャラリー」と5つの拠点を設けています。