こんにちは、アドバイザーの都倉です。
先日は今年初の甲子園球場へ応援に行ってきました。
結果は0-5の惨敗でいいとこなく、しこたまお酒呑んで帰ってきました。笑
次は夏にリベンジです。
さて、ハウスクラフトではほとんどのお客様が土地から新築を建てられます。
これからずっと住んでいく土地を決める際に気を付けていただきたいことは、
津波の来ないエリアを選ぶことです。
今回のブログでは、水害と津波の違いや、なぜハザードマップを気にして土地を選ばなければいけないのか。
自身の経験も踏まえてお伝えできればと思います!
ハザードマップを見て土地を選ばないといけない理由
結論から言いますと、下りる保険の種類が違うからということになります。
どういうことかというと、
台風が原因で川が氾濫し、床上浸水したようなケースを水災と言いますが、
こちらは火災保険での対応になります。
反対に地震が原因で津波が起き、川が氾濫し、家が流された場合は地震保険の対象になります。
私は東日本の震災があった翌年から、とあるツテで毎年3月に南三陸町にボランティアに行っていた経験があるのですが、
震災のあった翌年の風景は今でも忘れられないほど、瓦礫と砂埃が舞う荒れ果てた景色でした。
被災された方々にお話を伺うと、
「家からこんなに海が近いと思っていなかった」
とおっしゃっていました。
そして現地は、辺り一面更地です。
どこに自分の家が建っていたかなんて分かりません。
境界杭も流されてありません。
つまりお金があってもそこにもう家は建てられないのですね。
私が伺っていた南三陸町は津波の高さが16mでした。
かなりの高台に建っていた中学校の校舎まで津波が押し寄せ、
校舎の時計は地震の時間で止まっていました。
その後、大規模な造成工事が行われます。
町の高さが海抜16mになったんですね。
私が現地でお世話になっていた方の家が建つことが決まってからはもう伺っていないのでその先のことは知らないのですが、
津波の怖さを肌で実感できました。
話は戻りますが、
地震が原因で起きた災害は地震保険が対象となります。
それ以外は火災保険が対象となります。
地震保険というのは火災保険に付帯して入るものなのですが、
火災保険の金額の最大50%が地震保険の金額となります。
仮に3000万円の火災保険に入っていたとしたら、
地震保険は全損でも1500万しか下りないということになります。
最後に
最後に保険に入る時の重要な考え方というところをお伝えできればと思います。
保険には、たくさんの種類があります。
死亡保険や、医療保険やがん保険。
自動車保険やペット保険。
そして火災保険や地震保険など。
では、なにからなにまで保険で備えるべきなのでしょうか?
なんでもかんでも保険で備えてしまうと、
蓄財レースからは脱落してしまいますし、
本来不要な対策にお金を払いすぎてしまったりしてしまいます。
保険は、
起きる確率は限りなく少ないけど、起きてしまったら損失が大きすぎて取り返しがつかなくなるもの
に掛けるべきものです。
となると掛けるべきものは、
・自分が亡くなったときに残された家族に必要なお金(死亡保障)
・自動車などで他人を死なせてしまった場合の保証(自動車保険や個人賠償責任保証特約)
・火災で家を失ってしまった場合の建て替えのお金(火災保険)
となります。
地震は、起きる確率は高く、起きた時の損失も大きいものになります。
つまり近づいたらダメ!
ということですね。
ハザードマップを見て土地を選ばなければならない理由が分かりましたでしょうか?(^^)
家づくり相談のリンクを貼っておきますので、
下記からご予約ください。
ではまた(‘ω’)ノ