【新補助金発表！】子育てエコホーム支援事業

 

こんにちは、ハウスクラフト アドバイザーの都倉です。

 

 

いきなり冬が来ましたね。

 

冬派の私にはありがたい限りです。

 

 

プロ野球は日本シリーズやドラフトも終わり、

最近は秋季キャンプの動向をチェックするのが楽しみの一つです。

 

 

もうすぐ現役ドラフトもありますので、阪神からは誰が出されるのか、今年は誰が入ってくるのか見物です。

 

 

 

 

さて、住宅業界はというと、新補助金の発表がありました。

 

 

前々回のブログでは、補助金の発表時期を予想しましたが、一日外しました…笑

 

 

 

 

 

今回は補助金の概要と、

前回と少し変わった点について解説したいと思います。

 

 

標準仕様では性能評価を取れない工務店などは年々厳しくなっていきそうです。

 

 

 

まず今回の補正予算は2100億円です。

 

前回の予算は約1700億円でしたので、かなり増えております。

 

 

制度の目的は、前回とほぼ同じで、
子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対しての支援

です。

 

子育て世帯とは、18歳未満の子を有する世帯

若者夫婦世帯とは、夫婦のいずれかが39歳以下の世帯

を言います。

 

 

 

 

補助対象には変化がありました。

 

新築の場合

①長期優良住宅　100万円

②ZEH住宅　80万円

 

前回と大きく違う点は、

 

①認定低炭素住宅では補助金が下りなくなった

②市街化調整区域かつ土砂災害警戒区域または浸水想定区域に立地している場合は半額に

 

です。

 

 

 

認定低炭素住宅は申請費用も安く、比較的簡単に取得できるものだったので、工務店的には痛いところもあるかもしれません。

 

反対に長期優良住宅は、基礎の仕様から耐震金物の計算まで、
今まで独自の工法と言いつつ構造計算をしてこなかった住宅会社では、外部の力を借りて耐震等級3などを取得する必要もあり、
100万以上のコストアップになるところもあると思います。

 

費用面では±0かもしれないですが、質の高い住宅になるのであれば良いことです。

 

国としてもそれをしてほしいと思っていると思います。

 

 

ただ、普段からやっていないことをいきなりやって、
現場がしっかりとした施工品質になるかどうかは別物です。

 

 

計算と、建ったお家が同じ性能とは限りません。

よろしければこちらの記事をご参照ください。

 

 

ＺＥＨ住宅では80万円が出ますが、

2024年以降の住宅ローン減税の改正ポイントには注意が必要です。

 

 

借入が多く、世帯年収が比較的高い家庭では、

長期優良住宅か認定低炭素住宅を取得しておきたいところです。

 

 

つまり、認定低炭素住宅で補助金が出ないということであれば長期優良住宅一択になりそうです。

 

 

 

また、市街化調整区域かつ危険区域では補助金が半額ということになりました。

 

なかなか危険区域に土地を買う方は少ないと思いますが、
住み慣れた土地での建て替えの場合もあると思います。

 

 

市街化調整区域というのは簡単にいうと、

「家を建てるのはやめましょう」

と線引きされたエリアのことです。

 

 

三重県でも市街化調整区域は多く、調整区域とはいえ、普通に街になっている場所もあります。

 

 

今後は、このように脱炭素化へ向けて進んでいくと思います。

 

 

 

手続きに関しては、

・R5.11/2の閣議決定以降の工事着手

・遅くともR6.12末までの交付申請

・R9.2末までの完了報告（長っ）

 

以上となります。

 

 

 

 

国策に合わせて質の高い建物を建てていきましょうね！

 

 

 

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ではまた(‘ω’)ノ

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