家づくりやNISAの前に絶対にやってほしいこと【家計管理】

家も家計も土台から!

家づくりやNISAの前に絶対にやってほしいこと【家計管理】

こんにちは、アドバイザーの都倉です。

 

 

今年の冬はあったかいですね。

 

 

新年から色々なことにチャレンジしてたら気付けば2月…。

 

 

そう言っている間に春がやってきそうです。

 

 

 

 

さて、2024年は新NISAも始まり、家づくりをお考えの方も色々スタートしていきたいとお考えの方も多いと思います。

 

 

 

私もファイナンシャルプランナーとして、

いつもたくさんのご家庭の今の暮らしをもっと豊かにし、

将来の資産残高を少しでも増やし、

お金を搾取しにくる敵からぼったくられないようにアドバイスをさせていただいております。笑

 

 

 

そして新NISAが始まったことにより、iDeCoがもう不要になってしまう人もたくさんいらっしゃると思っております。

 

 

 

そんな中で新NISAに張り切ってしまう気持ちはすごく分かるのですが、

「ちょっと待って!」と言わせていただきたいです。

 

 

投資を始める前に大切なことは、「家計管理」だと思います。

 

 

 

投資というものは「余剰資金」でするものです。

 

余裕がない家計なのにやるべきではありません!

 

 

保険もそうです。

 

 

そして、その「余裕」が把握できていない方は、はっきり言って99%だと思います。

 

 

今までライフプランを通して、

余裕がないのに余裕を切り詰めて積立型保険を頑張って払っている方もたくさん見てきました。

 

これがドル建てだったら、更に円安で支払いは苦しくなる一方…

 

 

 

こういった思いを自分と縁のあった人にはしてほしくないと思っています。

 

 

 

ですので、まず投資を始める前にやってほしい「家計管理のやり方」をお伝えしますので、

是非、即実践していただきたいなと思います。

 

 

 

これは住宅ローンで家を建てられる方にも共通するお話になります。

 

月10万円のローンが払えるかどうか考える前に、

やるべきことがありますので最後までご覧ください!

 

 

 

家づくりやNISAの前に絶対にやってほしいこと【家計管理】

 

 

まず、なぜ家計管理が必要かと言いますと、

ちゃんと今の自分のお財布事情も把握できていないのに、

老後のお金を貯えたり、大きな買い物ができるわけないからです。

 

 

 

厳しいことを言いますが、みんなたいしてお金無いんですから自分のお金を大事にしましょう。笑

 

 

お金を貯めるには、

 

収入を上げるか、支出を下げるか

 

しかありません。

 

 

 

 

キッシーは「賃上げ賃上げ」と言っておりますが、

物価がそれ以上に上がっているから実質的な手取りは減り続けているのが今の日本です。

 

 

 

つまり、給料を月3万円上げることは難しいのであれば、

月3万円の支出を削減する方が簡単なのでそっちを頑張ろうということです。

 

 

 

ご理解いただいたところで早速、家計管理の方法に移っていきたいと思います。

 

 

支出を制するものは、家計を制する!

 

ステップ①です。

 

まずは、支出を4つに分けましょう。

 

・変動費と固定費

・毎月か不定期か

 

 

この4つです。

 

この1年間の金額をしっかり把握して、

その「予算」を組んでいきます。

 

 

 

それぞれ分類していきます。

よかったらエクセルやスプレッドシートに書き出してみてくださいね。

 

 

①毎月の固定費

・住居費

・水道光熱費

・社会保険料(国保、国民年金)

・生命保険料

・通信費

・教育費(塾、習い事)

・サブスク

などなど

 

②毎月の変動費

・食費

・日用品費

・被服費

・医療費

・ガソリン代

・美容費

・交通費

・交際費

など

 

 

③不定期の固定費

・税金(固定資産税、自動車税、ふるさと納税)

・火災保険料

・自動車保険料

・年会費(クレカなど)

・車検費

・教育費(授業料、制服など)

 

 

④不定期の変動費

・家具家電

・車

・旅行

・冠婚葬祭

・卒業入学費用

・病気やケガの治療費

・引っ越し

などなど

 

 

 

夫婦でやってみてくださいね。

 

 

④は難しいと思いますが、難しいからこそ把握できておらず抜け漏れるのです。

 

例えば車などは毎年買うわけではないので10年スパンで考えるのであれば、10で割ってください。

300万の車なら30万です。

 

 

 

 

ステップ②です。

 

これらを基本給の8割以内に抑えましょう!笑

 

ちなみに、「手取りの」ですからね。

 

 

 

これに収まらないということは、

 

 

・贅沢しすぎ

 

・無駄に払い過ぎ

 

と言えます。

 

 

もちろん家族構成によっても変わってきますし、

お金の貯め時の期間か、かかり時の期間かによっても変わりますが、

自分の立ち位置は知っておけるとよいと思います。

 

 

 

 

収まっている方は、本当に無駄なところはないか考えて、

さらに上を目指しましょう!

 

 

細かいところの見直しは今回割愛しますが、

「払い過ぎかも?」と疑えるものを簡単に紹介しておきます。

 

・スマホ代 月3000円以上

・生命保険料 月5000円以上

・自動車保険 年4万円以上

 

 

 

ステップ④です。

 

残りの2割で、まずは「生活防衛資金」を貯蓄しましょう!

 

 

生活防衛資金とは、

夫婦二人が全く働けなくなったとしても、生活していけるだけの貯えです。

 

 

 

それがいくらかというと、

 

〇会社員の場合(健康保険、厚生年金の加入者の場合)

毎月の支出の6か月~1年分

 

〇自営業の場合(国民健康保険、国民年金第1号被保険者の場合)

毎月の支出の2~3年分

 

 

だいたいこれくらいが目安です。

 

 

この幅は配偶者が正社員かどうかや、毎月の支出や、みなさんの性格によっても変わってくるということですね。

 

 

これを出すためにステップ①がすごく重要になってくるということです。

 

 

 

ちなみになぜ会社員と自営業でこんなに差が出るかというと、

公的保険の手厚さが違うからです。

 

 

会社員の場合は、国から出る保障が、知らないだけでたくさんあります。

 

 

なので半年~1年分も貯えがあれば、それ以上の貯蓄をしてももったいないということですね。(物価と共に目減りするので)

 

 

 

 

ちなみに車などのまとまったお金は別で予算を作っておいてくださいね。

 

 

 

 

最後ステップ⑤で初めて資産運用をしてください。

 

 

みんなここまでをすっ飛ばしている方がほとんどで、

 

「なんか新NISAとかいうのがみんなやってていいらしいよ!うぇ~い!」

的なノリでやって、

 

ちょっと利益が出たら売ってしまったり、

暴落が来た時には耐えられず撤退してしまうというオチが待っています。

 

 

 

家も基礎や土台が大事なように、

住宅計画や投資もしっかりと家計管理をした上で行っていけば、

きっとお金に不自由しない幸せな未来が待っていると思います。

 

 

 

一度仕組みさえ作ってしまえばあとは楽なので、これを機会に取り組んでいただいて、

これをきっかけに豊かな家計が少しでも増えたら嬉しいです。

 

 

 

お家の見学のご予約は下記からお待ちしております。

 

「【津市高茶屋】30坪台の3つの住まいを一気に見学!」

 

ではまた(‘ω’)ノ

■この記事を書いた人:都倉 謙斗
三重県伊勢市出身。住宅業界に7年携わり、家づくりで多くのご家族の笑顔をつくってきた。
ハウスクラフトへ転職後、これまでの知識を活かし住宅アドバイザーとして「家から始まるワクワクするような毎日」を提案している。FP(ファイナンシャルプランナー)1級取得。

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