無垢材・突板材・挽板材・シート材の違い(床選びで重要!)

よく耳にする材料について今回は紹介していきたいと思います!
知っているか知っていないかでは大違いです...

無垢材・突板材・挽板材・シート材の違い(床選びで重要!)

こんにちは!

アドバイザーの井村です!

 

9月もまだまだ暑いですね…

雨も降るしでジメジメした日が続きますね。

 

そんな湿気と戦わなければならないこの日本で、
どのように家を建てるのか、どんな材料で仕上げるのかなど
使う素材1つで普段住まわれるお家の快適度も変わってきます。

 

今回のブログは、マイホームの床材選びの際に
重要になってきますので是非知識を付けて頂きたいです!

家の床材にもいろんな種類がある?
それぞれのメリット・デメリット

マイホームの家づくりで床材を選ぶ際、
無垢材・突板材・挽板材・シート材があり、
どれを選ぶべきか悩む方もおられるんではないでしょうか?

 

ぱっと見た時は正直分からないです。笑

最初は僕も、これは突板?無垢材?と分からなかったです笑

最近のシートは見た目が素晴らしいですからね…

 

ですが、それぞれの床材の特徴、性能は全然違います。

 

どれが正解という訳ではありませんが、
会社それぞれで考え方があり使う材料が変わってくるので、
その考え方に共感できるかが大切です!

 

では、それぞれの素材のメリット・デメリットご紹介します!

マイホームの床材に使う無垢材のメリット・デメリット

無垢材とは、丸太からそのまま切り取った、何も加工がされていない木材の事を指します。

 

床の断面は下の写真のようになっています。

床材に使う無垢材のメリット

・自然素材の質感
・調湿効果
・リペア可能

 

床材に使う無垢材のデメリット

・価格が高い

・変形や反り

・メンテナンスが必要

 

メリットでは無垢材ならではの高級な質感があることです。

 

昔から無垢材=高級というイメージがあるように、
他の素材に比べて金額が高くなっています。
だからこそ、選ばれるケースは少しずつ少なくなっているのかなという印象です。

マイホームの床材に使う突板材のメリット・デメリット

突板というのは、0.2mm~0.5mmの厚さの薄い単板を基材(下の材料)の上に貼った材料になります。

 

床材に使う突板材のメリット

・見た目は無垢材に近い
・コストパフォーマンスが高い
・安定性が高い

 

床材に使う突板材のデメリット

・単板が薄いため基材が見えてしまう

・調湿性は大幅に軽減される
・修理が限界になる

 

突板材は表面に天然木を使用しているため、
無垢材のような自然な風合いに仕上がります。
また無垢材に比べて安価で提供され見た目も良いという事で
床材として突板材を採用される会社様は増えてきているのかなと思います。

 

ですが、表面の単板が薄すぎるため、下の基材(MDF)が見えてしまいます。
(しっかり見ないと分からないですが…)

 

また、無垢材のような調湿性は無く、合板は圧縮して出来上がる材料なので、
密度がすごく高くなってしまいます。
そのため、無垢材に比べて裸足で歩いた時に冷たいです…

 

メリットデメリットがありますねぇ…

マイホームの床材に使う挽板材のメリット・デメリット

挽板は、突板よりも厚みのある2mm~5mmの単板を基材の上に貼った材料になります。

 

床材に使う挽板材のメリット

・無垢材に近い質感
・リペア可能
・コストパフォーマンス

 

床材に使う挽板材のデメリット

・無垢材に比べて質感や経年変化が劣る

・リペアの回数が制限される

・突板材よりコストが高い

 

挽板材は突板材よりも無垢材に近い質感で
無垢材よりもコストパフォーマンスが良い材料
になっています。

 

また、リペアもできる材料になっています。
なのでお子様が床におもちゃを投げて床を傷つけても修復することができます!(素晴らしいですねぇ…)

 

その代わり、単板ではあるので厚み以上の修理はできず、
突板材よりもコストが高くなってしまいます!

マイホームの床材に使うシート材のメリット・デメリット

シート材は基材の上にシートを貼った材料になります。

 

床材に使うシート材のメリット

・価格が安い

・メンテナンスが楽

・幅広く使える

 

床材に使うシート材のデメリット

・質感に欠ける

・経年劣化

・リペア不可

 

今はどこのメーカーさんもビニール系のオレフィンシートを使った商品が多いです。

なので、水に強く、傷が付きにくいのが特徴です。
また、シートの柄の種類が沢山あるため、幅広く使えるのが良いですね!

 

その代わり、木ならではの質感が無かったり、
何か傷が付いた時に木材が丸見えになってしまったり
リペアができないのがデメリットとしてあります。

 

シート材は水回りの床に使う方が多い印象ですね!

マイホームの床選びで重要な木材の特徴とメリットデメリットまとめ

無垢材

切り取ったままの加工されていない木材
メリット:自然素材の質感や調湿効果・高級感など
デメリット:価格が高く変形や反りのメンテナンスが必要
年数が経ってもリペアが可能

突板材

0.2~0.5mmの厚さの薄い単板を基材の上に貼った床材
メリット:見た目が無垢材に近いのにコスパが良く安定性が高い
デメリット:無垢材に比べて調湿性が減り裸足で歩くと冷たい
修理には限界がある

挽板材

2mm~5mmの単板を基材の上に貼った材料
メリット:質感が無垢材に近くコスパが良く、突板材よりもリペアが可能
デメリット:無垢材よりも劣化しやすく突板材より価格が高い
リペアの回数には限度がある

シート材

基材の上にシートを貼った材料で水回りの床に多く使われる
メリット:価格が安くデザインが豊富、水に強く傷つきにくい
デメリット:木の質感には欠けて経年劣化は避けられない
リペアは不可

ハウスクラフトの標準仕様の床は何でできてる?

ハウスクラフトの標準は無垢材になっています。

なぜ標準が無垢材なのか、ここにはしっかりとした意味があります。

 

私たちハウスクラフトは家族の幸せな未来をつくるための家づくりをしています。
その中で、無垢材は他の材に比べて調湿効果があり、住まわれるお家の空気を綺麗にしてくれます。

なので、湿気が多い今の季節も、快適に生活して頂けます。

 

なおかつ、無垢材は熱伝導率が低い材料なので、冬に裸足で歩いても、冷た!となることがありません。
なので小さなお子様がおられるご家庭でも、快適に過ごして頂けます。

 

お客様の住まわれるお家を少しでも快適に過ごして頂きたいという想いがあり、
ハウスクラフトでは無垢材が標準になっています!

最後に!床材を実際に見て体感できるモデルハウス見学受付中

床材1つでお家の雰囲気はガラッと変わるので、
見た目にプラスで材料の特徴を含めて決めて頂きたいなと思います。

 

イメージできない方はモデルハウスのご見学をお勧めします!

写真で見るよりも実際に見て頂く方が個人的にイメージできると思います。

 

ハウスクラフトでも菰野・鈴鹿・津でモデルハウスをご見学して頂けますので、お気軽にご予約下さい!

 

お待ちしております!!!

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