木材の基礎知識 家づくりに使われる木材の各部名称と役割

お家づくりを考えられている方には是非見て頂きたいです!

木材の基礎知識 家づくりに使われる木材の各部名称と役割

みなさんこんにちは!

アドバイザーの井村です!

 

最近やっと気温が下がってきましたね!

秋服準備していると、秋服が無いことに気がついて焦ってます…

早く準備しないといけません💦

 

皆さんの好きな服のブランド教えて頂きたいです。

これ、ほんとに助かるのでお願いします…

 

僕をおしゃな男にしてください!

 

 

家づくりで知っておきたい木材の知識

話は変わりまして…

今回は木材の各部名称と役割について書いていきます!

 

木材にも実は細かく名前が振り分けられています。

そんなの知るか!って思いますよね。

 

でもこれを知っているか知っていないかで、お家づくりは大きく変わると僕は思っています。

 

なぜか?

お家を支えているのは木材(工法によっては鉄骨などもあります)であり、内装や外装でも木材は沢山使われるからです。

 

だからこそ今回書くことは大切な内容ですので、是非最後まで見ていって下さい!

木材の基本構造

木材は、樹木の幹を加工したものですが、幹自体には樹皮や木部などの異なる層が存在します。

 

それぞれがどのような役割を果たしているのかを確認していきましょう!

(1)樹皮(じゅひ)

樹木の外側を覆う層で、私たちが最も目にする部分です。

樹皮には主に2つの層があります。

 

外樹皮(がいじゅひ)

木を外部の環境から守るための保護層です。外樹皮は雨風や虫、病気から樹木を守る役割を持ちます。古くなった外樹皮は剥がれ落ち、新しい皮が下から形成されます。

 

内樹皮(ないじゅひ)

樹木内部へ栄養分を運ぶ導管の役割を果たす層です。葉で光合成された栄養分が内樹皮を通って、樹木の各部分に送られます。

(2)形成層(けいせいそう)

形成層は、樹皮と木部の間に位置する非常に薄い層です。

 

この層は成長中の細胞が分裂している場所で、樹木が年々成長することで年輪を形成します。

 

形成層は、木が太くなる主な原因となる部分です。

(3)木部(もくぶ)

木材の中心部を構成する部分で、建築材や家具などに使われます!

 

木部は主に次の2つの部分に分かれます。

 

辺材(へんざい)

辺材は、栄養分や水分を運搬する役割があり、樹木の成長に重要です。

色は比較的淡く、柔らかい材質が特徴で、加工がしやすい部分になります!

明るい木材を使いたい方にはお勧めです!

 

しかし、水分量が多いため、反ったりしてしまうので注意が必要です!

 

心材(しんざい)

樹木の中心部分で、樹木が成長するにつれて辺材から心材へと変化し、内部が徐々に硬くなります。

心材は、耐久性が高く、腐りにくく、色が濃く、強度が求められる部分に使用されることが多いです!

 

そのためお家を支える構造材には心材が使われます!

(4)髄(ずい)

髄は、木材の最も中心に位置する小さな部分です。

木が若い時期に栄養を運ぶ役割を果たしていましたが、成長とともにその役割を失い、樹木の骨格として残ります。

髄は非常に柔らかく、利用されることはほとんどありません。

木材に現れる年輪

木材を語る上で、年輪(ねんりん)も重要な要素です。

年輪は、樹木が毎年成長する過程で形成される輪の模様で、木材の特徴や品質に影響を与えます!

 

早材(そうざい)晩材(ばんざい)

日本のように四季のある地域の樹種は、春から夏にかけて大きい細胞、夏の後半に小さい細胞ができます。
年輪は、春に急成長する早材と、秋にゆっくり成長する晩材で構成されていて、

早材は細胞が大きく、軽く柔らかいのが特徴で、晩材は細胞が小さく、硬くて密度が高いです!

 

この早材と晩材の交互の層が年輪を形成し、その年輪の幅や間隔から、その木が育った環境や樹齢を知ることができます!

 

海外の成長が早い木材は、日本の木に比べて1つ1つの横幅が大きいので是非見てみてください!

木材の切断面の種類

木材は切り出す方向や方法によって、異なる表情を見せます。

 

木材の切断面の名称と特徴を理解しておくと、用途に応じた木材選びができるようになります!

板目材(いためざい)

板目材は、幹を放射方向に対して斜めに切った木材です。

美しい木目が特徴で、家具や床材などに多く使用されます。

 

しかし、反りやすいという特徴もあります…

 

なので大切になってくることは、木材の水分量になります。

日本の気候において、木材を放置したときに安定する含水率(平均平衡含水率)は15%前後です。

用は含水率15%以下の木材は反りにくいということです!

 

そのため、板目材を使う際は含水率が15%以下の材料を使うことをお勧めします!

 

また、板目材は1つの丸太から沢山取ることができるため、柾目材に比べて安価で使うことができるというのも特徴になります!

柾目材(まさめざい)

幹を放射方向に沿って縦に切った木材で、直線的な木目が現れます。

反りにくく、安定した形状を保つため、建築材や高級家具に使われることが多いです!

 

ですが、板目材に比べて、取れる範囲が決まっているため高価になるのが特徴です。

木材の部位ごとの特性と用途

木材の各部位には、それぞれ異なる特性があるため、用途に応じた木材の選定が重要です!

 

心材は耐久性と強度に優れているため、構造材やフローリングに適している

 

辺材は柔らかく加工しやすいため、家具や内装材に使用されている

 

年輪が細かい木材は硬く、耐久性が高いため、長寿命の建築や家具に最適

 

それぞれの木材の特徴を理解し適材適所で使っていきましょう!

最後に
ハウスクラフトのモデルハウスで家づくりの木材を知ろう

今回は木材の基礎となる部分についてお伝えしました!

 

意外と知らない事もあったのではないでしょうか?

 

自分たちが住むお家はどんな木材が使われていて、どのような部材を使っているのかなど、

着目してみるのも良いですね。

 

ハウスクラフトでは、なぜ桧材を柱や土台に使っているのかなど、1つ1つお伝えすることができます。

 

イベントのリンクを貼っておきますので、一度聞きにご来場頂けたらと思います。

 

お待ちしております!

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