こんにちは、アドバイザーの都倉です。
プロ野球が開幕しました。
セ・リーグの開幕戦は全試合気持ちのぶつかり合いで胸が熱くなりました。
これから毎日試合速報を見ながら一喜一憂する僕を、嫁に白い目で見られる日々が続きます。
「文字だけ見て何がおもろいの?」
人生は想像力です。
さて、今回は何を書きましょうか。
「もうネタないわ」とぶつぶつ言いながら、週一回つらつらと書き綴っております。
「都倉さんのブログは内容が面白い」
そんなこと言われたら手を抜けないじゃないか。(えなり風)
いえ、嬉しいです。
どうもありがとうございます。
あ、そうそう。
この前こんなことを考える機会がありました。
ということで、今回は「価格」と「価値」について(また金の話w)
価格と価値の違いはみなさんなんとなくイメージ付きますでしょうか?
家づくりやお金の話になると、必ずといって良いほど
「戸建て派」VS「賃貸派」
という論争が出ます。
戸建て派の方は「家賃を払い続けても自分の物にならない」と言います。
賃貸派の方は「日本の家は20年で資産価値がなくなるし、維持費も馬鹿にならない」と言います。
どちらも間違っていないと思います。
ただ、これらの人たちはそもそも別の畑で言い争っています。
家(住まい)に対して求めているものが違っている
ということです。
まず、価値って「金銭的」なものと「感情的」なものと2つあると思います。
ここをごっちゃ(方言?)にしないことです。
感情的なものといえば、
例えば、気持ちのいい家に住みたいとか、子供がのびのび遊べる家とか、友達をたくさん呼べる家とか
色々あると思いますが、
全部ひっくるめて「心豊かな生活」だと思います。
なので、他人にとってどうか?は関係ないんですね。
反対に金銭的なものというと、
まず知っておいた方がいいのは「リセールバリュー」という考え方です。
アルファードとプリウスはどちらが高いのか?
500万のアルファードが売る時400万で売れて、
300万で買ったプリウスが150万になるのであれば、
アルファードの方が50万円安いということです。
これが家になると例えば、
都心に50~70㎡くらいの中古マンションを買って、
10年住んでローン控除を受けて、
買ったときより高い値段で売るような方。
それが1億円の家でも、売るとき1.2億円で売れるのであれば、
3000万円の家でも売るときに土地の価値しかないようならば、1億円の家の方が安いことになります。
ただそのような考え方の人達と戸建て派の方の考え方は交わることはないので、そこを考えても仕方ありません。
戸建て派の方はおそらく将来家を売るなど考えていないと思いますが、
ただリセールバリューという言葉だけは知っておいた方がいいと思います。
では、どういう家を建てるべきなのでしょうか?
それはやっぱり「価値」がある家だと思います。
僕は中途半端な持ち家は反対派です。
よく、家は資産と言いますが、借金して建てるのですから、それは負債です。
ボロボロの家でも、人に貸してお金が入ってくるのであれば、それが資産です。
せっかく建売や中古住宅よりも高い注文住宅を選ぶ訳ですから、
リセールバリューも感情的な価値も高い家をつくられたほうがいいですよね。
リセールバリューが高いということは、
極端に大きすぎる家や、全面大理石!みたいな家は、
欲しがる人が少ないので、価格が高いだけでリセールバリューは安いということになります。
感情的な価値観は人それぞれです。
天井に木を貼って、
「あ~めっちゃええ家やわ~」ってソファでくつろいだり、
それだけで気分が上がるような家です。
心の満足感とでも言いましょうか。
しかしよくある例として、極端に断熱などの数値に固執してしまう方もいます。
元々は「暖かい家が欲しい」という感情的な価値観があったはずなのに、
色んな会社を回れば回るほどワケがわからなくなって、数値で判断してしまう方です。
C値が0.5より0.4がいい。みたいな。
それで住み心地がどう変わるのか?はもう関係なくなっているのですね。
これって車に例えると、
近所のスーパーと子供の送り迎えにしか車を使わない方が、
時速200キロの車を探しているようなものです。
元々持っていた価値観を取り戻してもらえたらいいですね。
そして金銭的な価値、感情的な価値。
そのどちらも兼ね備えられる家を建てている会社が三重県に一つだけあります。
そう。
ハウスクラフトだと僕は思います。(最後に宣伝)
それではまた来週。
手を抜いてたら笑ってください。