さて、今回はランニングコストについて書きたいと思います。
総合住宅展示場にいるとたくさんのお客様とお話をさせていただく機会があります。
本気で家づくりを考えられている方から、キッチンのリフォームだけお考えの方。
ハウジングセンターの景品目当ての方etc…
基本的に工務店はハウスクラフトだけで、周りには大手のハウスメーカーさんやビルダーさんが立ち並んでいます。
80坪を超える1億超のモデルハウス。
外壁は豪華なタイル貼り、入るのも緊張する玄関。。。
そして待ってました!と言わんばかりの営業マンに案内され、
耐震の説明、窓ガラスを触らされ断熱の説明、外壁タイルのメリットの説明。
そしてへとへとになった挙句、結局どこの会社がいいのか結局分からず帰る。
というのが、よくあるパターンだと思います。笑
「坪単価は?」「外壁はタイルじゃないの?」住宅展示場でよくある心配な質問
そういったお客様(であろう方)によく言われることがあります。
「おたくの外壁はタイルじゃないのですか?」
「屋根一体型のソーラーがいいです」
「坪単価いくらですか?」
このままではこの方の家づくりは失敗に終わるかもしれないなー
と心配しながら、その経緯を聞いていきます。
外壁の場合は大体ランニングコストです。
デザインが好きと言う方に出会ったことはありません。笑
みなさん僕と違って素直でまじめですので、言われたことを鵜呑みにしてしまいがちですが、
以前サイディングとの比較資料を見せていただいたときは、びっくりしました。
10年後 塗り替え100万、
20年後 塗り替え100万、
30年後 張替え200万
タイルだったらイニシャルコストは+100万だけど、30年で見れば実質300万円も得!
「いつの時代のサイディングやねん。」
と思った次第でございます。笑
新築家づくりの外壁材選びでよくある誤解
よく○○がいいと説明を受けると、みなさん0か100かで考えてしまいがちです。
ですが、そんなことはありません。
サイディング=10年後に塗り替え
塗り壁=すぐ割れる、汚れる
それは違います。
それをいうなら
タイル=地震で剥がれて死亡事故
というのと同じです。
サイディングでもグレードの低いものや、安いコーキングを使うと確かに10年くらいの持ちになると思いますが、
今はコーキングレスの物や20年の塗膜保証の物もあります。
塗り壁ですと、ハウスクラフトが使っているstoという塗り壁は割れてこないですし、雨で撥水効果もあります。
反対にリシンやジョリパッドでは持ちは変わってきます。
どんな材料もピンからキリまであるということです。