新築戸建ての断熱材の種類とメリット・デメリット【主観ゴリゴリ】

今年の冬は三重県北部は雪がすごそうですが、こちらは全く降らないので違う県みたいですね。
今回は断熱材のお話?です。

新築戸建ての断熱材の種類とメリット・デメリット【主観ゴリゴリ】

こんにちは、アドバイザーの都倉です。

 

今年は風の強い日が多いですね。

 

釣り人には厳しい冬です。

 

私はというと最近は魚捌きの腕前も上がってきており、

子供のころ夢見た「お寿司屋さんになる」という夢を叶えようと思っております。(家で)

 

 

皿洗いは5年経験したので(主夫)、まずは酢飯の作り方から勉強していこうと思います。

 

 

 

家づくりで知っておきたい断熱の知識

さて、これだけ寒いと暖かい家が欲しくなるものです。

 

高気密高断熱が売りのハウスメーカーや床暖房や地熱が売りのハウスメーカーは
こぞって自社の強みとメリットを説明してくることでしょう。

 

 

前日から暖房ガンガンに効かせておいたモデルハウスでお客様をお出迎えし、
「わぁ、こんなに暖かいの!?」とひとこと言った日にはもうおしまい。

「窓を見てください!全く結露しないんですよ!」でお客様はイチコロです。

 

 

ピュア!

The ピュア!

 

 

世界中がこんなにもピュアなら戦争はなくなるんですけどね、、

 

 

 

新築を建てられる方の99%が、「寒い家からの引っ越し」になります。

 

せっかく新しい家を建てるのですから、暖かい家にしたいですよね。

 

 

ということで今回は「断熱材ってどんな種類があるの?」という疑問から、
それぞれの特徴、断熱に関する考え方まで主観ゴリゴリでお伝えできればと思います。

 

 

 

結論、断熱はそこそこでいいです。

 

 

ですが、一応書きます。笑

 

 

住宅断熱材の種類と特徴・メリットデメリット(簡単に)

 

断熱材その1 グラスウール

綿菓子みたいな断熱材です。

 

特徴

〇安価で断熱性能が高い(10k,16kなど密度や厚みで性能は変わります)

〇火災に強い

 

デメリット

×筋交いやコンセントを避けるため断熱欠損が出来る

 

 

断熱材その2 セルロースファイバー

大改造ビフォーアフターでよく登場するやつです。

新聞紙の粉みたいな断熱材。

 

特徴

〇燃えにくい

〇防音、吸音がすごい

〇壁内結露しにくい

 

デメリット

×めちゃくちゃ高い

×期待するほど暖かくない

 

 

 

断熱材その3 発泡プラスチック系

いわゆる「吹付断熱」というやつです。

 

特徴

〇気密性が良い

〇欠損が出来にくい

 

デメリット

×火災に弱い

×職人の手によって厚いところと薄いところがある

 

 

断熱材その4 押出プラスチック系

発泡スチロールみたいなやつです。

吹付もそうですが、疲れてきたので一括りにしてます。笑

プラスチック系の断熱にはポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、フェノールフォームなどあります。(書くんかい)

 

特徴

〇物によっては断熱性能が非常に高い

〇外断熱も対応可

 

デメリット

×高い

×外断熱はそもそもおすすめ出来ない

 

 

 

断熱材の種類とメリットデメリットまとめ

グラスウール

グラスウールは綿菓子のような断熱材で、安くて断熱性能が高い・火災にも強い
ただし施工箇所によって断熱欠損ができる

セルロースファイバー

セルロースファイバーは燃えにくく防音効果も高い断熱材
ただしとても高価で暖かさはそれほどでもない

発泡プラスチック系(吹付断熱)

発泡プラスチック系の断熱材(吹付断熱)は気密性が高くまんべんなく施工できる
ただし、火災には弱く職人の施工技術によってもムラが出る

押出プラスチック系

ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、フェノールフォームなどの押出プラスチック系の断熱材は材質によって断熱性能がとても高い
ただし高価

まとめ 戸建ての断熱材は種類選びより施工品質が重要!

 

はい、色々書きましたが断熱材で大切なことは、断熱の性能(熱伝導率)よりも

「欠損がないか」

だと思います。

 

 

断熱材の種類で住んだ後の住み心地は正直変わらないと思います。

 

 

現場に行けば、ひのきの匂いか杉の匂いか合板の匂いかくらいは分かる人は分かると思いますが、

建ったあとの家に行って断熱材を当てるなんて私には無理です。

 

 

 

 

ただし断熱に欠損があるとそこに結露する可能性があります。

 

ただ、セルロースのような結露しても大丈夫な断熱材に余分に100万円も払うよりもしっかりとした施工をしてくれる会社さんに頼むのが大切なのではないかと思います。

 

 

ハウスクラフトでは吹付断熱を施工した後、サーモカメラを当てて欠損がないかを調べていきます。

 

吹付断熱のデメリットをひと手間加えることで無くしているのですね。

 

 

耐火に関しても同様です。

 

燃えたら有毒なガスが出る断熱材もありますが、それはなにも断熱に限った話ではありません。

 

そもそも火事になったら逃げる。

そして火災保険でしっかりと備えることが大切です。

 

断熱材で火事に備える必要はありません。

 

壁の中のコンセントや電線に関してはこれもしっかり施工してくれる会社に頼むことが大切です。

そして石膏ボードの貼り方も会社によって違います。

 

天井から先に貼るのか、壁から先に貼るのか。

そしてどこまで貼るのかは会社によって違います。

 

 

すべてスペックだけ見ていては分からないことばかりなんですね。

 

 

最後に極めつけは、「超高断熱の家よりも、断熱はそこそこにして窓からたっぷりと光を採り入れた家の方が暖かい」ということです。(そこそこと言っても結構いい方です)

 

 

 

津のハウスクラフトギャラリーでは実際に巨大窓に大きな吹き抜けのあるリビングを体感していただけます。

 

 

 

 

これが寒かったら、ぜひ断熱材にこだわってみてくださいね。笑

 

 

ではまた(‘ω’)ノ

■この記事を書いた人:都倉 謙斗
三重県伊勢市出身。住宅業界に7年携わり、家づくりで多くのご家族の笑顔をつくってきた。
ハウスクラフトへ転職後、これまでの知識を活かし住宅アドバイザーとして「家から始まるワクワクするような毎日」を提案している。FP(ファイナンシャルプランナー)1級取得。

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